英叡翁のちばらきの日常

ちばらきエリアでトレランと畑仕事をやってるアラフィフおじさんの日常について綴ります

積雪の筑波山

2月に引越した関係で練習不足になってしまったが、大会は待ってくれない。FUJI100マイルが近づくなか、とにかく休みの合間をぬって山の足を作るため、昨日3月9日、筑波山へ練習に行った。

昨日3月にしては珍しく積雪のあった関東地方だが、今日は晴天。7時少し前に神郡の駐車場を出発。麓から見た筑波山はまだやや靄がかかっている。

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少し遠回りしつつ、筑波山神社まで行き、そこからまずは東側から登ろうとつつじヶ丘を目指す。すると、つつじヶ丘手前から雪か現れはじめ、駐車場は完全に白く覆われた状態、駐車している車は皆無であった。

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下からは気づかなかったが、昨日の雪がそれなりに残っているようだ。履いているのは普通のランシューなのでここから先、進むかどうしょうかと思ったが、まあ下りがやばいと思えるとこがあったらそこで引き返そうということで登り続けた。

だいたい10cm位の積雪で、靴の中に入ってくるほどではなかったので、油断してスリップしないように気をつけながら登る。

まだ自分が本格的登山をしていた頃、100名山ブームもあって、それなら積雪期100名山を目指すか!、なんて話になった際、その最難関のひとつが筑波山、それ以上が開聞岳だなあ、なんて話していたのを思い出した。そのある意味難関の積雪期の筑波山登頂を目指すのなんて悪くはない。

いつもほどでは無いものの登山者はそれなりにいて、中にはアイゼンを装着している人もいた。確かに下りを考えると正解なんだろうなとスパッツもなく、単なるランシューで頼りないなとは思いつつも、青森にいた頃を思えばこんな緩んだ雪はの4月の近くの丘だ、2月の弘前城リレーマラソンのツルツルのコースを思えばぜんぜん行ける、と進み、まずは女体山山頂に到着。

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さらに完全登頂のために男体山を目指し、女体山山頂から階段を降りてすぐのところでうっかり転倒。尻もちついてしまった。やはり油断大敵。青森の忘年会のあとの店を出てすぐの滑る路面に載せた一歩目で、ご機嫌状態から突き落とされる場面を思い出す。

そこから御幸ケ原に行き、男体山山頂へ。トレースがしっかり付いていて、さらに急斜面はもう雪がぐしゃぐしゃなので、難なく登って登頂。これで積雪期100名山を1つ追加。


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御幸ケ原に着いて、さて、どう下るか。本当は北側に降りて再度登り返すつもりだったが、北側のコースにはトレースがなかったので、ランシューではさすがにきつい。かといって普通に筑波山神社に下るのは、登ってくる人が多そうで気になる、ケーブルカーだと何しに来たんだだし、と思って薬王院コースを見ると、どうやらトレースがついている。これならとそちらに向かった。そのすぐ途中、御幸ケ原のトイレの前で短パン姿の同じくトレランの人がいて、ちょっとびっくり。自分も人の事言えたもんでは無いが、これはさすがに場違い感満載。

幸い薬王院ルートはしっかりトレースがあり、急な階段部分も注意して下ればいつもよりぐしゃぐしゃなルートといった感じ、雪の影響は路面が白いことくらい。それにしても、以外と登ってくる人が多い。

林道に着く頃はもう雪はほとんどなく、最後の薬王院までは本当に単なる湿ったルート。


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その後、林道経由で梅林の方に行くともはや上部に雪があるなんて分からないように観梅の人々で賑わっていた。


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今日は既にいい時間でもあり、これで終了として神郡の駐車場へ戻った。雪で思ったような練習とはならなかったものの、まあ最低限、山の練習は出来たし、機会がなかなか無いのである意味積雪期登頂の難易度が高い筑波山の積雪期登頂を果たしたので、まあ良しとしよう。